当社は、2022年8月17日開催の取締役会において、ブルースクレイ・ジャパン株式会社が運営するSaaS事業(GORILLA-EFO)を当社が譲り受けることについて、事業譲渡契約を締結することを決議いたしましたので、お知らせいたします。
1.事業譲受の理由
当社は急速な成長を続けるDX・デジタルマーケティング領域において、CX SaaS「CODE Marketing Cloud」及びその蓄積データをコアとしたプロフェッショナルサービスの提供を行っております。
今回、ブルースクレイ・ジャパン株式会社よりSaaS事業を譲り受けることにより、顧客企業への提供プロダクト及びサービスの拡大とCXデータの質及び量の増強が可能となり、更なる顧客満足度の向上と取引の拡大が実現するものと見込んでおります。また、当社が有するSaaS事業・デジタルマーケティング事業における知見を活用し、サービス間の相互補完や当社既存顧客への獲得サービスの提供・譲受事業の顧客への当社既存サービスの提供等を行うことによるシナジー効果も期待されます。
これらを総合的に勘案した結果、当社のより一層の収益性の向上や競争力の強化に資するものと判断したため、事業の譲受を行うことといたしました。
2.事業譲受の概要
(1)譲受事業の内容
ブルースクレイ・ジャパン株式会社が運営するSaaS事業(GORILLA EFO)
(2)譲受事業の経営成績
2021年12月期
売上高 約45百万円、売上総利益 約43百万円
(3)譲受事業の資産、負債の項目及び金額
譲受事業の資産の内容は、ソフトウェアを含む無形固定資産等を予定しており、本件事業に関する負債は譲受の対象に含まれません。
金額については現時点で未定のため、明らかになり次第開示します。
(4)譲受価額及び決済方法
①譲受価額:9,307万5千円
なお、相手先との間で譲渡対価の追加及びその条件、事業譲渡前及び事業譲渡後の誓約事項と補償に関する合意がなされており、当該事業の契約上の地位及び権利義務の承継や承継顧客に対する売上高の状況等に応じて最大で9,307万5千円の追加譲渡代金が発生する、または誓約事項に関する補償が発生する可能性があります。
当該譲受価格は前期の収益状況及び当社とのシナジー効果など将来の収益に対する見積りなどを考慮し、相手先と協議して決定したものであります。
②決済方法:手許現預金による現金決済を予定しております。
譲受価格9,307万5千円は事業譲受日の支払いを予定しております。なお、最大で9,307万5千円の追加譲渡代金が発生し、2023年9月29日までに支払う可能性があります。
今後、公表すべき事項が生じた場合には速やかに開示いたします。
3.相手先の概要
(1)名称 |
ブルースクレイ・ジャパン株式会社 |
(2)所在地 |
東京都渋谷区渋谷 3-19-1 オミビル8F |
(3)代表者名の役職・氏名 |
代表取締役 天野 拓 |
(4)事業内容 |
Webマーケティング事業
インターネット広告事業
メディア事業 |
(5)資本金 |
50,000千円 |
(6)設立年月日 |
2008年5月2日 |
(7)純資産 |
148,886千円 |
(8)総資産 |
678,863千円 |
(9)大株主及び持株比率 |
天野 拓(80.00%)Bruce Clay Inc.(20.00%) |
(10)上場会社と当該会社の関係 |
記載すべき資本関係、人的関係、取引関係はありません。
また、関連当事者にも該当いたしません。 |
4.日程
(1)取締役会決議日 |
2022年8月17日 |
(2)契約締結日 |
2022年8月17日 |
(3)事業譲渡日 |
2022年9月1日(予定) |
本事業譲受は事業の一部譲受です。従いまして、会社法手続上は簡易手続として取締役会決議による意思決定及び取引の実行が可能であり、株主総会決議を要しません。
5.会計処理の概要
当該事業譲受は、企業結合会計基準上の「取得」に該当する見込みです。この処理に伴うのれん及びその他の無形固定資産等の計上額は現在精査中であり、今後、公表すべき事項が生じた場合には速やかに開示いたします。
6.今後の見通し
本件による当期業績に与える影響については現在精査中であり、事業譲受が完了した後に、判明次第速やかにお知らせします。
参考)今期業績予想(2022年5月13日公表分)及び前期実績 (単位:百万円)
|
売上高 |
営業利益 |
経常利益 |
当期純利益 |
今期業績予想
(2022年12月期) |
959 |
180 |
170 |
141 |
前期実績
(2021年12月期) |
660 |
160 |
149 |
152 |