デジタルマーケティングやメディア開発支援を展開し、あらゆる産業のDXに貢献するナイル株式会社。
法人向けのマーケティングコンサルティング支援事業に、エフ・コードのインサイドセールス支援をご活用いただいています。
担当者の大澤さまにお話を伺いました。
・社内の人と同じぐらいの障壁のなさでやり取りできる
——最初に、ナイル株式会社様の事業内容について教えてください。
大きく3つあり、Webマーケティングのコンサルティング支援、自社でのメディア運営、インターネットで完結するカーリースのサービスを展開しています。エフ・コードさんに発注しているのは、法人向けのWebマーケティングコンサルティングをしている事業部です。
——具体的に当時、インサイドセールスにどのような課題を感じていらっしゃったのですか?
当時はマーケティング担当者が私1人しかおらず、Webサイトの更新とインサイドセールスの両方をやっていました。資料ダウンロードがあれば直後に電話をしていたのですが、そのためには会議中であっても会議を抜けなければいけない状況で。そういう即時の対応をしてくれる会社に外注したいと思っていました。そこで、弊社がエフ・コードさんのツールの資料をダウンロードしたとき、同じように即時の対応をいただいていたなと。
——大澤さまとエフ・コードの担当者2名、3人チームの体制でスタートしました。スムーズに進められたでしょうか。
Slackなどでも、エフ・コードさんの方から弊社のSlackのワークグループに入って対応してくれるなど、柔軟に対応して頂きました。外注先の人というより、社内の人と同じぐらいの障壁のなさでやり取りできたと思います。困ったことがあればDMや電話などですぐに確認をいただいたり、自社の人ぐらいの主体性で連携してくださっています。
——SDRの対応では、ナイル様のシステムのアカウントをエフ・コードの担当者用に発行していただいていますよね。資料ダウンロードやお問い合わせの情報を即座に入力できる体制にしていることも、対応の即時性や柔軟性につながっていると思います。
・取り組み開始後、2年連続で問い合わせ数が増加
——インサイドセールス支援をさせていただくことでの具体的な効果には、どのようなことが挙げられるでしょうか。
成果が出ていることはもちろんですが、やはり沢田さん(エフ・コード担当者)が集中して対応してくれることで、問い合わせを増やすための他の業務に集中できることです。それから、当初担当者が私1人だったときは阿部さん(エフ・コード担当者)が具体的な施策の相談相手になってくださったのがよかったです。
——どのような成果が出ているのでしょうか?
インサイドセールスだけの成果ではありませんが、お問い合わせ全体の数が二年続けてかなりの程度増加しています。エフ・コードさんと取り組みを始めたのが2021年2月ですが、2020年と2021年を比較しても、2021年と2022年を比較しても、同程度の増加率です。
——その結果、売上としては……。
他の要因もありますが、2020年と2021年を比較すると、新規の受注額もそれに応じた増え方をしています。
・担当者の固定により深い理解と高速PDCAを実現
——SDRにおける弊社の対応について、具体的にはどのような点にご満足いただけているのでしょうか?
一番は、やはり担当者の方を固定してくださっていることです。依頼内容ごとに担当の方が変わると、サービス理解度が振り出しに戻ってしまうので、担当が変わらないのは助かります。それから、Slackでのやりとりや週次のミーティングで、PDCAサイクルを早く回せるように協力してくださっています。インサイドセールスは営業に比べてもPDCAサイクルを速く回せる分野だと思うのですが、それをくみ取ってくださり、新しいトークスクリプトを試そう、このリストに架電しようといったことを柔軟に対応してくださっていると思います。
——ナイル様のマーケティング施策自体をしっかりと共有していただいているので、我々エフ・コードとしても改善のための議論を進めやすいと感じます。次の展開についての前向きなお話が毎回多いですね。
そうですね。施策の振り返りを社内で終わりにせず、一緒に振り返れるというのがいいと思います。
・別チームを作りBDRの施策にも取り組み予定
——今後の展開として、BDRのためのチームを作り取り組んでいくという話をさせていただいていますね。
過去のお客さまの掘り起こしがずっと社内で課題となっていて。数ヶ月に1回しか架電ができない、細かく繰り返しトライができない状況で、結構挑戦しづらい施策なんです。
——実は過去にBDRの施策を行わせていただき、失敗したことがありますね。このときはSDRの合間に行ってしまったことが原因でした。そこで今回は新たにチームを組んで、再挑戦をと。
そうですね。限られたトライの中で改善していきやすいという点で、エフ・コードさんにご相談しているという背景があります。
——ありがとうございます。これからも、もっともっと貢献していければと思っております。