LINE公式アカウントを運用していると、ブロック率が気になる方もいるでしょう。
プライベート用のLINEではブロックされることは、なかなかありませんので、悲しくなったり寂しくなったりしてショックを受けることもあるはず。
LINE公式アカウントを運用するうえで、ブロック率を下げることは非常に重要です。
そこで今回は、ブロック率の計算式や確認方法、下げるための5つの対策などを解説します。
ブロックされる理由を把握し、効果的なプロモーションをおこなうことが大切ですので、ぜひ参考にしてください。
LINE公式アカウントのブロック率の平均は20~30%
LINE公式アカウントのブロック率の平均は、20~30%程度です。意外に多いと思った方もいるかもしれません。
基本的に、ブロック率を0%にするのは難しいため、ブロックされたとしても一喜一憂する必要はありません。
LINE公式アカウントの友だちになる理由は、クーポンなどの特典を受けるためという人が多いため、何か自分にとってメリットがなければ通知を煩わしく感じてしまい、ブロックされてしまいます。
LINE公式アカウントがブロックされてしまう3つの原因
次に、LINE公式アカウントがブロックされてしまう原因について深堀します。
主な原因は以下の3つです。
- メッセージ配信の頻度が高くて煩わしい
- クーポンなどのメリットがなくメッセージ配信内容に興味がなくなった
- そもそも店舗やサービスを利用しなくなった
メッセージ配信の頻度が高くて煩わしい
メッセージ配信の頻度が高くて煩わしいという原因が挙げられます。
つまり、メッセージ配信の頻度が適切ではないということです。適切な頻度は、業界業種によってさまざまなため、一概には言えませんが、基本的に月に2~4回が目安になるとされています。
決して毎日配信するようなものではないと理解しておくとよいでしょう。
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クーポンなどのメリットがなくメッセージ配信内容に興味がなくなった
そもそもLINE公式アカウントに登録した理由は、クーポンといった特典を受けるためであることが多いため、そういったメリットがないと感じられたら、ブロックされてしまいます。
たとえば、美容クリニックのLINE公式アカウントに登録したとします。脱毛のサービスにしか興味がないのに、脂肪吸引や整形のサービスばかりメッセージ配信していたら、ブロックされる可能性が高まります。
つまり、ユーザー一人ひとりに合ったセグメント配信が必要です。なお、セグメント配信とは、メールリストのうち居住地や購入履歴、興味のある分野などの条件で絞り込み、対象となるユーザーのみに嗜好に合った内容を配信するマーケティングの手法のこと。
興味のあるメッセージ配信だと、ユーザーの期待に応えているため、ブロックされません。
そもそも店舗やサービスを利用しなくなった
そもそも店舗やサービスを利用しなくなったら、ブロックされます。
たとえば、引っ越しして店舗に通うのが難しくなった場合、もう必要な情報ではなくなったと感じて、ブロックされるでしょう。
こういったケースは、ブロックされるのが自然なことですので、マーケティング手法についてはさほど気にしなくてもよいでしょう。
LINE公式アカウントのブロック率の計算式
ブロック率の計算式は、「ブロック数/計測時点での友だち数」です。
前述でも触れましたが、平均ブロック率は、20~30%程度のため、参考にしてください。
LINE公式アカウントブロック率の確認方法
LINE公式アカウントでは、わざわざ計算式で求めなくてもブロック率を確認することができます。
管理アプリでの確認方法は、以下の通りです。
①LINE公式アカウントのアカウントトップを開く
②アカウントトップの下部にある「分析」タブをタップする
③「メッセージ」の詳細を確認する
Web版管理画面での確認方法は、以下の通りです。
①アカウントトップを開く
②「分析」タブを開く
③ダッシュボードを確認する
LINE公式アカウントのブロック率を下げる5つの対策
続いて、LINE公式アカウントのブロック率を下げる5つの対策を紹介します。
- メッセージ配信の内容にこだわる
- メッセージ配信の頻度を調整する
- メッセージ配信の時間帯に気を配る
- 友だち追加直後のあいさつメッセージで配信内容を伝える
- クーポンやショップカードなどLINE公式アカウントの機能を活かす
メッセージ配信の内容にこだわる
まず、メッセージ配信の内容にはこだわりましょう。
セグメント配信を活用しつつ、メッセージ冒頭の訴求を重要視してください。冒頭やパッと見たときに、自分にとってメリットがあるかどうか判断するため、絵文字や画像なども使って視覚的なアピールをするのもおすすめです。
メッセージ配信の頻度を調整する
メッセージ配信の頻度は、基本的に月に2~4回がよいとされていますが、業界業種や店舗によっても変わるため、自社にとって最適な頻度を探ってみてください。
メッセージ配信の時間帯に気を配る
意外に意識されていないのが、メッセージ配信の時間帯です。
友だちに学生が多ければ、通学時間や帰宅後にメッセージ配信をして、友だちに主婦が多ければ、家事が落ち着く時間にメッセージ配信するのがおすすめ。
配信する内容によっても変わりますが、基本的には手が空く時間を狙うのがよいでしょう。
友だち追加直後のあいさつメッセージで配信内容を伝える
あいさつメッセージも大切なポイントです。あいさつメッセージとは、友だち追加直後にユーザーに配信されるメッセージのこと。
言わば、第一印象を決める重要なポイント。あいさつメッセージにて、どのような内容を配信するか記載することで、ユーザーはメッセージを受け取る準備ができます。
また、あいさつメッセージにて、通知オフするように促すのも効果的です。
クーポンやショップカードなどLINE公式アカウントの機能を活かす
LINE公式アカウントでは、クーポンやショップカードなどの機能を無料で利用可能です。
そのため、ユーザーにとってお得なコンテンツを配信することも組み合わせてみてください。そもそもユーザーは、お得な情報を知りたくて友だち登録しているため、反応がよくなるでしょう。
LINE公式アカウントの運用の仕方は非常に重要です。
▼下記の資料では、LINE公式アカウント運用のコツをわかりやすく解説しています。
- LINE公式アカウントのブロックとは
- LINE公式アカウントがブロックされる理由
- ブロックされないための運用方法
- LINE公式アカウントをブロックされないために
LINE公式アカウントを運用する際は、登録ユーザーからのブロックを極力減らすことが重要です。
本資料では、LINE公式アカウントがブロックされてしまう理由や、ブロックされない方法、運用の仕方を詳しく解説しています。ぜひ無料でダウンロードしていただき、貴社のLINE公式アカウントの運用にお役立てください。
ブロック率以外の重要なこと
続いて、ブロック率以外に重要な「開封率」と「コンバージョン率」についても紹介します。
開封率
開封率とは、その名の通り、配信したメッセージ数に対して、どれだけ開封されたかが分かる数値のこと。ブロック率と同様にLINE公式アカウントの管理画面で調べることができます。
開封率も業界業種によって異なりますが、平均は60%程度とされています。開封率を分析することで、配信内容や配信時間帯などを見極め、運用改善につなげましょう。
コンバージョン率
コンバージョン率とは、クリック数に対してどの程度コンバージョンされたかを表す数値のこと。なお、コンバージョンとは商品購入やお問い合わせなど、ユーザーに促したい行動のことです。
そもそも何をコンバージョンとして設定するかも重要なところのため、指針策定はしっかり練ってください。
LINEブロック率のまとめ
LINE公式アカウントのブロック率を確認すると、ユーザーが期待するメッセージ配信ができているか把握できます。
メッセージ内容はもちろんのこと、頻度や配信時間帯にも気を配ってください。LINEは、有効なマーケティングツールのため、しっかり戦略を練って十分な効果を得てください。
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