「LINE公式アカウントは複数作れるの?」
「LINE公式アカウントを複数作成する方法を知りたい」
「複数アカウントを作るメリットは?」
今回は、そんなお悩みにお答えします。
LINE公式アカウントを普段の業務やマーケティング施策に利用している方は多いでしょう。
しかし「LINE公式アカウントを複数作って使い分けできるのか」と悩んでいる方が多いのも事実です。
そこで、この記事では以下の内容を解説していきます。
- LINE公式アカウントは複数作成できる!
- 3つのメリット
- 複数アカウントを作成する方法
- アカウントの使い分けの活用事例2選
- 2つの注意点
複数アカウントを作成する方法やメリットがわからずお悩みの方だけでなく、これからLINE公式アカウントの利用を検討している方にも読んでもらいたい内容になっています。ぜひこの記事を参考にしてくださいね。
LINE公式アカウントは複数作成できる!
LINE公式アカウントは、無料で複数作成することが可能です。
未認証・認証済に関わらず、1つのLINEビジネスIDにつき100個まで作成できます。
複数アカウントを作成することで、店舗や支店ごとに管理しやすくなるというメリットがあります。
ただし複数アカウントを作成すると、管理する手間はかかるため注意しましょう。
LINE公式アカウントを複数アカウントにする3つのメリット
LINE公式アカウントを複数作成するメリットを3つ紹介します。
- ブロックされるのを防げる
- チャットを管理しやすくなる
- 費用を抑えられる
それぞれ詳しくみてみましょう。
ブロックされるのを防げる
複数のアカウントを使い分けることで、友だちからブロックされにくくなります。
ユーザーに合わせてアカウントを使い分ければ、友だちが求めている情報を配信できるからです。
例えば東京・名古屋・大阪に店舗がある美容クリニックが、LINE公式アカウントを利用しているとします。
店舗の顧客ごとに配信する情報を分けたくても、一斉配信の場合はすべての友だちに情報が届いてしまいます。
東京の顧客向けの情報が名古屋・大阪の顧客にも配信されてしまうため、不要な情報だと思われブロックされる可能性が高いです。
複数のアカウントを使い分ければユーザーに合わせた配信ができるため、ブロックされるのを防げます。
チャットを管理しやすくなる
店舗や支店ごとにアカウントを分ければ、チャットの管理がしやすくなるというメリットがあります。
例えば複数の店舗がある美容院が1つのアカウントを運用していて、予約をチャットで受けている場合は、下記の確認が必要です。
- どこの店舗の顧客か
- 誰が予約管理をするか
また問い合わせがあった場合も、確認に時間がかかり、すぐに対応するのが難しくなります。
アカウントを店舗ごとに分ければ、チャットを管理しやすくなり運用しやすくなるでしょう。
費用を抑えられる
LINE公式アカウントには3つのプランがあり、それぞれの料金は次のとおりです。
各プランには無料メッセージ通数が設定されており、アカウントが増えれば無料で送れるメッセージも増えます。
例えば「コミュニケーションプラン」の場合、無料で送れるメッセージ数は200通です。
「コミュニケーションプラン」で利用しているアカウントが10個ある場合、無料で月2,000通メッセージを送れます。
メッセージを100通送りたい場合、アカウントが10個あれば、配信数はそれぞれ10通になります。
それぞれのアカウントごとにメッセージを送ることで、配信数を分散させることも可能です。
複数のアカウントを作成することで、無料メッセージ通数が増えて費用も抑えられるでしょう。
LINE公式アカウントを複数アカウントにする方法
LINE公式アカウントを複数アカウントにする方法を紹介します。
- パソコン
- スマホアプリ
複数アカウントを作成する際に参考にしてみてください。
パソコン
パソコンでLINE公式アカウントを複数作成する方法は、下記のとおりです。
まずはLINE公式アカウントの管理画面にログインして「作成」をクリックします。
アカウント作成画面が表示されたら、ログイン情報を入力します。
そして「確認」をクリックすれば完了です。
スマホアプリ
スマホアプリでLINE公式アカウントを複数作成する方法は、次のとおりです。
まずは、LINE公式アカウントのアプリを開き、左上の3本線をタップします。
次に「+アカウントを作成」をタップします。
作成画面の指示に従い、必要事項を入力、または選択を行いアカウント情報を入力してください。
最後に「確認」をタッチすれば作成完了です。
このように、パソコンからもスマホからも手軽に複数のアカウントを作成できます。
LINE公式アカウントを複数アカウントにした活用事例2選
LINE公式アカウントを複数アカウントにした活用事例を紹介します。
- 医療法人社団 育麗会 椿クリニックグループ
- 株式会社アダストリア
それぞれ詳しくみてみましょう。
医療法人社団 育麗会 椿クリニックグループ
「医療法人社団 育麗会 椿クリニックグループ」は、東京・名古屋・大阪で美容施術を行っている美容クリニックです。
LINE公式アカウントを導入する前は、公式ホームページの予約フォームか電話で予約を受けていました。
予約フォームの場合、入力された電話かメールに折り返してやり取りをしていましたが、連絡が取れずやり取りできないことが多いです。
そのため予約を確実に受けるようにするために、LINE公式アカウントを導入します。
さらにLINE公式アカウントを店舗ごとに作成して運用することで、それぞれの店舗の顧客に合わせた情報を配信できます。
LINE公式アカウントを店舗ごとに使い分けることで、来店率アップが期待できるでしょう。
株式会社アダストリア
株式会社アダストリアは、カジュアル衣料品や雑貨のブランドを展開しています。
運用しているLINE公式アカウントは、自社の公式Webストアとブランドと合わせて6つです。
ブランドごとに顧客の年代や性別が異なるため、友だちに合わせた情報を定期的に配信しています。
また各アカウントから得た顧客のデータはマーケティング本部に集約され、施策に活かしています。
このようにブランドごとにアカウントを分けることで、効果的なマーケティング施策ができるでしょう。
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LINE公式アカウントを複数アカウントにする際の2つの注意点
LINE公式アカウントを複数アカウントにする際の注意点を2つ紹介します。
- アカウントを管理する手間が増える
- それぞれのアカウントで集客が必要
複数アカウントの作成を検討する際に参考にしてみてください。
アカウントを管理する手間が増える
LINE公式アカウントを複数作成すれば、管理する手間は増えてしまいます。
それぞれに送るメッセージを作成したり、問い合わせ対応をしたりする必要があるからです。
またアカウントを増やすだけでは、売り上げやリピート率アップなどのマーケティング効果は期待できません。
それぞれのアカウントを効果的に運用できるよう、管理フローを決めて担当者を確保してから複数作成するのがおすすめです。
それぞれのアカウントで集客が必要
LINE公式アカウントを複数運用する場合は、それぞれのアカウントで集客が必要です。
アカウントを分けるとユーザーが分散されてしまうため、友だちが少ないアカウントだと思われてしまいます。
そのため、まずは1つのLINE公式アカウントで集客して、友だちを増やすのがおすすめです。
友だちが増えてからアカウントを複数作成し、ユーザーに合わせてそれぞれのアカウントに誘導すると良いでしょう。
最初から複数のアカウントを作成すると、友だちが少ないアカウントだと思われる可能性があるため注意してください。
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目的に合わせてそれぞれのアカウントを有効活用しよう
LINE公式アカウントは、無料で複数作成することが可能です。
パソコンかスマホアプリを使えば、かんたんに複数作成できます。
複数作成すると、次のようなメリットがあります。
- ブロックされるのを防げる
- チャットを管理しやすくなる
- 費用を抑えられる
ただしアカウントが増えると管理する手間も増えてしまうため、注意してください。
また複数作成すると友だちが分散されてしまうため、それぞれのアカウントで集客が必要です。
LINE公式アカウントを複数作成して効果的に使い分けることで、業務負担の削減や売り上げアップが期待できます。
目的に合わせて複数作成して、それぞれのLINE公式アカウントを有効活用しましょう。
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