「LINE拡張機能を使うとどうなるの?」
「LINE拡張機能はどうやって導入すればいいの?」
そんなお悩みにお答えしていきます。
LINE公式アカウントを顧客管理や売り上げアップのために利用している人も多いでしょう。
しかし「LINE公式アカウントで使える機能をもっと増やしたい」と悩んでいる人が多いのも事実です。
そこで、この記事では以下の内容を解説していきます。
- LINE拡張とは?
- LINEに拡張できる7つの機能
- LINE拡張機能の3つの選び方
- LINE拡張機能の導入方法3選
- LINE拡張機能を導入する際の2つのポイント
LINE拡張機能の選び方がわからずお悩みの人だけでなく、これからLINE公式アカウントの利用を検討している人にも読んでもらいたい内容になっています。ぜひこの記事を参考にしてくださいね。
LINE拡張とは?
LINE拡張とは、LINE公式アカウントと連携させることで下記のような機能を拡張できるサービスです。
- 顧客管理
- 予約機能
- アンケート
- 個別対応
このように、LINE公式アカウントの既存の機能の拡張や新たな機能を追加できます。
LINE拡張を活用することで、顧客満足度の向上や業務効率化につながるでしょう。
LINEに拡張できる7つの機能
LINEに拡張できる7つの機能を紹介します。
- セグメント配信
- セグメントリッチメニュー
- アンケート
- 予約
- 顧客情報管理
- 分析
- ログイン
拡張する機能を選ぶ際に参考にしてください。
セグメント配信
セグメント配信とは、LINE公式アカウントの「メッセージ配信」機能を拡張したものです。
特定のユーザーを絞り込み、ターゲットに合わせたメッセージを配信できます。
たとえば次のように絞り込むことで、効果的にアプローチできるでしょう。
- 年齢
- 性別
- 来店履歴
- 購買履歴
- 地域
セグメント配信を活用することで、購買促進やリピーター獲得が期待できます。
セグメントリッチメニュー
セグメントリッチメニューとは、ユーザーごとに異なるリッチメニューを表示させられる機能のことです。
ユーザーの属性や購買履歴に合わせて表示されるメニューを変更できます。
一人一人に合うサービスや情報を提供できるので、顧客満足度の向上につながるでしょう。
アンケート
アンケートは、各ユーザーの回答を顧客情報として蓄積できる機能です。
LINE公式アカウントの「リサーチ機能」を拡張したものですが、これは回答をしたユーザーを特定できません。
拡張することでアンケートの回答をユーザーと紐付けでき、回答に合わせてセグメント配信もできます。
予約
予約機能を連携させることで、ユーザーがLINEから予約できるようになります。
拡張することで、カレンダー形式の予約フォームや予約のリマインド配信が可能です。
予約情報は自動で管理されるため、手動での予約対応業務を行う必要はなくなり、業務効率化にもつながります。
顧客情報管理
顧客情報管理は、友だちになったユーザーに対して管理画面が提供されることで、下記のような情報を記録できます。
- 年代
- 性別
- 登録経路
- アンケートの回答内容
- リンクのクリック数
- チャットの内容
- 予約回数
- 最終来店日
- 対応状況
- 会員ステータス
登録経路やアンケートの回答内容に合わせた配信や情報提供をすることで、リピーター獲得や顧客満足度の向上が期待できるでしょう。
分析
LINE公式アカウントの「ダッシュボード機能」を拡張することで、より詳細な分析が可能です。
「ダッシュボード機能」では、メッセージ通数や友だち追加数の分析ができます。
拡張することでコンバージョンやクロス分析など、より本格的な分析ができるようになります。
情報をより詳細に分析し、施策に活用したい場合におすすめの機能です。
ログイン
ログインは、LINEアカウントを利用して他のサービスにログインできる機能です。
ユーザーは企業のサイトに登録することなく、LINEからすぐにログインできるようになるというメリットがあります。
企業側もLINEを通して顧客情報の管理が可能です。
顧客情報を手軽に管理したい場合やユーザーの利便性を向上させたい場合は、利用を検討してみてください。
LINE拡張機能の3つの選び方
LINE拡張機能の3つの選び方を紹介します。
- 操作のしやすさを確認する
- サポート体制を確認する
- 拡張機能で実現したいことを明確にする
それぞれ詳しくみてみましょう。
操作のしやすさを確認する
LINE拡張機能は、操作しやすいものを選ぶことが大切です。
操作しやすければ複数人で活用できるため、作業効率化につながるからです。
操作しにくいものを選んでしまうと、使いこなせず導入しても活用できない可能性があります。
拡張機能は、誰でも使えるような操作しやすいものを選ぶようにしてみてください。
サポート体制を確認する
LINE拡張機能を選ぶ際には、サポート体制を確認しましょう。
サポート体制は、主に次の違いがあります。
- サポートなし
- 操作方法のサポート
- 運用支援のようなコンサルタントサポート
サポート体制によって導入費用が変化するので、どこまでサポートしてくれるのか確認が必要です。
操作に不安がある場合は、サポート体制が充実している機能を選ぶようにしてみてください。
拡張機能で実現したいことを明確にする
課題に感じていることや実現したいことを明確にして、それを解決できる機能を選ぶようにすることが重要です。
課題や実現したいことを明確にしないまま機能を追加すると、必要ない追加機能を導入してしまう可能性があります。
拡張機能を導入する際には、課題や実現したいことを明確にしましょう。
LINE拡張機能の導入方法3選
LINE拡張機能の導入方法を紹介します。
- LINE公式アカウントを開設する
- LINE拡張機能を契約する
- LINE公式アカウントと拡張機能を連携する
LINE拡張機能を導入する際に参考にしてください。
- LINE公式アカウントを開設する
LINE拡張機能を導入するには、LINE公式アカウントの開設が必要です。
すでにLINE公式アカウントがある場合は、新たに開設する必要はありません。
- LINE拡張機能を契約する
次に、使いたい拡張機能を契約します。
契約期間や料金プランを事前に確認しておくのがおすすめです。
拡張機能によって契約や登録が必要になるので、案内に従って対応しましょう。
- LINE公式アカウントと拡張機能を連携する
契約後、LINE公式アカウントと拡張機能を連携させます。
連携方法は拡張機能によって異なるので、説明書をみたり担当者に確認したりする必要があります。
連携後はLINE公式アカウントと拡張機能をそれぞれ設定しましょう。
LINE拡張機能を導入する際の2つのポイント
LINE拡張機能を導入する際の2つのポイントを紹介します。
- LINE公認パートナーか
- セキュリティ対策がされているか
それぞれ詳しくみてみましょう。
LINE公認パートナーか
LINE拡張機能を導入する際は、機能を提供している会社がLINE公認パートナーであるかを確認することが重要です。
LINE公認パートナーは、下記のようなLINEの審査基準を満たしています。
参照:LINE
- LINEに関する専門知識があり、戦略の方向性に合わせた機能開発が可能
- LINEの仕様変更に柔軟に対応できる
- セキュリティ対策がされている
安心して利用するためにも、LINE公認パートナーが提供している拡張機能を選びましょう。
セキュリティ対策がされているか
氏名や電話番号などの顧客情報を扱うため、セキュリティ対策がしっかりされているか確認することが重要です。
情報漏洩のリスクを減らすためにも、下記のようにセキュリティ対策がされている機能を選ぶ必要があります。
- プライバシーマークを取得しているか
- 2段階認証の設定があるか
- アクセス権限の設定があるか
- ISO 27001(ISMS)を取得しているか
- 接続元のIPアドレス制限は可能か
企業の「情報セキュリティポリシー」なども確認し、安心して使えるものを選ぶようにしてください。
LINE拡張機能を活用して課題を解決しましょう
LINE拡張とはLINE公式アカウントと連携させることで、顧客管理や予約管理などの機能を拡張できるサービスです。
LINEに拡張できる機能には、次の7つがあります。
- セグメント配信
- セグメントリッチメニュー
- アンケート
- 予約
- 顧客情報管理
- 分析
- ログイン
LINE拡張機能を導入する際には、LINE公認パートナーか、セキュリティ対策がされているか確認するのが重要です。
LINE拡張機能を活用して課題を解決し、顧客満足度の向上や業務効率化を目指してみてください。