LINE広告の始め方とは?3つのメリットや有効活用するコツも紹介
「LINE広告って何?」
「LINE広告はどうやって始めればいいの?」
そんなお悩みにお答えしていきます。
LINE広告を利用して、売り上げアップや集客につなげたいと考えている人も多いでしょう。
しかし「LINE広告を使いたいけど、どうやって活用すればいいか分からない」と悩んでいる人が多いのも事実です。
そこで、この記事では以下の内容を解説していきます。
- LINE広告とは?
- LINE広告の課金方式
- 3つのメリット
- LINE広告の始め方
- 有効活用する3つのコツ
- 利用する際の2つの注意点
LINE広告の使い方がわからずお悩みの人だけでなく、これからLINE広告の利用を検討している人にも読んでもらいたい内容になっています。ぜひこの記事を参考にしてくださいね。
LINE広告とは
LINE広告とは、LINEに配信できる運用型広告です。
LINEユーザー9,600万人(※)に対して配信でき、広告効果の高いターゲティング設定もできます。
オンラインで手軽に配信設定ができ、広告出稿後に設定の変更も可能です。
※2023年12月時点 参照:LINE広告
LINE広告の課金方式
LINE広告には下記のとおり3種類の課金方式があります。
課金方式の名称 | 課金方式 | 特徴 |
クリック課金(CPC) | ユーザーが広告をクリックすることで費用が発生 | 広告が表示されるだけでは費用が発生しない。 |
インプレッション課金(CPM) | ユーザーに広告が完全表示されると費用が発生 | 広告が1,000回表示されるごとに費用が発生する。 |
友だち追加ごとに課金 | 広告を通じてLINE公式アカウントに友だち追加されると費用が発生 | 友だち追加した分だけ費用が発生するため、費用を抑えやすい。 |
費用は自由に設定できるので、目的に合わせた課金方式を選択しましょう。
LINE広告の3つのメリット
LINE広告の3つのメリットを紹介します。
- 多くのユーザーにアプローチできる
- 精度の高いターゲティングが可能
- 目的に合わせて配信できる
それぞれ詳しくみてみましょう。
多くのユーザーにアプローチできる
LINEは2023年12月時点で月間アクティブユーザーが9,600万人、SNS利用者中86%と利用率が高いです。
また、すべての年代で6割以上のユーザーがLINEを毎日利用しています。
そのためLINE広告を活用することで、多くのユーザーに効果的にアプローチできるでしょう。
精度の高いターゲティングが可能
LINE広告は、精度の高いターゲティング設定が可能です。
たとえば下記のようにターゲット層を絞り、広告の内容に合わせて配信できます。
- 年齢
- 地域
- 性別
- 興味関心
広告の効果を得るには、正確なターゲットにアプローチすることが重要です。
LINE広告のターゲティング設定を活用することで、費用対効果の高い広告配信が期待できます。
目的に合わせて配信できる
LINE広告はLINEアプリ内だけでなく、下記にも配信可能です。
LINEファミリーアプリ | LINEチラシLINEクーポンLINEポイントくらぶLINEショッピングなど |
LINE広告ネットワーク | マンガアプリレシピアプリニュースアプリ天気アプリなど |
LINEアプリ内だけでなく配信先が多数あり、目的やターゲットに応じて広告を掲載できます。
LINE広告を活用し、幅広いユーザーに効果的にアプローチしましょう。
LINE広告の始め方
LINE広告の始め方を紹介します。
- LINEビジネスアカウントの発行
- 広告アカウントの作成
- クレジットカードの登録
- LINE Tagの設置
- 広告の配信設定
LINE広告を始める際に参考にしてください。
- LINEビジネスアカウントの発行
まずは、LINE広告の申し込みページの「LINE広告をはじめる」ボタンをクリックします。
遷移先ページの「メールアドレスで登録」をクリックし、メールアドレスを入力します。LINEビジネスID登録用のメールが届いた後、必要な情報を入力して完了です。
- 広告アカウントの作成
次に、LINE広告の管理画面「広告マネージャー」の「広告アカウント」の「+新しい広告アカウントを作成」をクリックします。
必要な項目をすべて入力して「作成する」をクリックすると、「広告アカウント審査」が行われます。
広告アカウントの審査にかかる時間は3〜5営業日程度です。
- クレジットカードの登録
「広告マネージャー」の画面左上の[≡]をクリックし、「設定」の「請求と支払い」を選択します。
請求先一覧で、クレジットカードを登録したい請求先名をクリックします。
「支払い方法を登録」をクリックし、カード番号や有効期限などの必要情報を入力して完了です。
- LINE Tagの設置
LINE広告の配信効果を計測するためのタグ「LINE Tag」を設置します。
設定することで、広告経由のコンバージョンなどの計測が可能です。
「LINE Tag」のマニュアルは「LINEヤフーfor Business」で確認できます。
- 広告の配信設定
最後に下記3つを設定し「広告の配信設定」をします
- キャンペーン
- 広告グループ
- 広告
設定方法は「LINEヤフーfor Business」にあるマニュアルで確認しましょう。
LINE広告を有効活用する3つのコツ
LINE広告を有効活用する3つのコツを紹介します。
- ターゲットに合わせて広告内容を工夫する
- 動画フォーマットを活用する
- 広告には適切な画像を使用する
それぞれ詳しくみてみましょう。
ターゲットに合わせて広告の内容を工夫する
LINE広告を利用する際には、ターゲットに合わせて広告に掲載する内容を工夫することが重要です。
ターゲットに合わせたアピールをしないと、広告の効果が発揮されません。
たとえば飲食店の場合、ターゲットが子どもがいるユーザー向けならキッズメニューを掲載すると良いでしょう。
LINE広告は細かいターゲティング設定ができるので、ターゲットに合わせて広告の内容を工夫してみてください。
動画フォーマットを活用する
広告を掲載する際には、動画フォーマットを活用するのがおすすめです。
LINE広告には動画フォーマットがあり、活用するメリットは次のとおりです。
- 画像より多くの情報を伝えられる
- 映像の演出で注目を集められる
- 映像の進行に合わせて訴求できる
動画の制作には工数がかかりますが、ユーザーの興味を惹きやすくなるでしょう。
効果的にアプローチするためにも、動画フォーマットを活用してみてください。
広告には適切な画像を使用する
LINE広告で使用する画像は、ターゲットに合わせて適切なものを選ぶのが重要です。
サービス内容や実際に利用するイメージができないと、興味を持たれず広告の効果が発揮できないからです。
たとえば、カップル向けの商品の広告に家族のイメージ画像を使うと、ターゲットが興味を持たない可能性があります。
広告に使用する画像は、ターゲットに合わせ適切なものを選びましょう。
LINE広告を利用する際の2つの注意点
LINE広告を利用する際の2つの注意点を紹介します。
- 他のSNSに比べて拡散されにくい
- LINE広告に掲載できないジャンルがある
ぜひ参考にしてください。
他のSNSに比べて拡散されにくい
LINE広告はLINEが提携している配信面のみに広告が掲載されるため、拡散性が弱くなっています。
またLINEは「いいね」や「リツイート」機能がないため、他のSNSに比べて拡散されにくいです。
LINE広告は多くのユーザーにアプローチできますが、拡散性は弱いので注意しましょう。
LINE広告に掲載できないジャンルがある
LINE広告は、下記のように掲載できないジャンルがあります。
- 宗教関連
- ギャンブル関連
- アダルト関連
- 出会い系・マッチングサイト等
- 連鎖販売取引
- たばこ、電子タバコ
- ネット関連ビジネス(情報商材、自己啓発セミナー等)
- チケット転売業
事前にLINE広告の「ガイドライン」を確認し、広告に掲載する製品やサービスが当てはまらないかチェックしましょう。
目的に合わせてLINE広告を有効活用しましょう
LINE広告はLINEに配信できる運用型広告で、3種類の課金方式があります。
- クリック課金(CPC)
- インプレッション課金(CPM)
- 友だち追加ごとに課金
またLINE広告を活用することで、次のようなメリットがあります。
- 多くのユーザーにアプローチできる
- 精度の高いターゲティングが可能
- 目的に合わせて配信できる
目的や用途に合わせてLINE広告を有効活用しましょう。