LINE VOOM(ラインブーム)は、LINEアプリ内でショート動画を共有・閲覧できるタイムライン機能として2021年に登場しました。しかし利用者の中には「使わない機能で邪魔」「勝手に動画が流れて煩わしい」と感じている方も少なくありません。
残念ながらVOOMタブそのものを完全に削除することはできませんが、適切な設定を行えば不要な投稿や通知を大幅に減らすことが可能です。
本記事では、LINE VOOMを実質的に非表示にするための7つの具体的な設定方法を紹介します。これらの対策を実践すれば、VOOMの煩わしさから解放され、本来のメッセージ機能に集中できる環境を整えられるでしょう。

LINE VOOMが「いらない」と感じられる3つの理由
多くの利用者がLINE VOOMに対して不満を抱く背景には、主に3つの明確な理由が存在します。LINEを友人や家族との連絡手段として使ってきた方にとって、突然導入されたSNS的な機能は戸惑いの対象となっているのです。
ここではVOOMが敬遠される具体的な理由を掘り下げて解説します。自分がどの点に不満を感じているかを明確にすることで、後述する設定方法をより効果的に活用できます。
興味のない動画や広告が勝手に表示・再生される
VOOMの「おすすめ」タイムラインには、自分がフォローしていない見知らぬユーザーの投稿が次々と表示される仕組みになっています。初期設定ではVOOMタブを開いた瞬間に動画が自動再生されるため、意図せず興味のないコンテンツを目にすることになります。
特に若年層を中心に「タイムラインの動画自動再生が邪魔」という声が急増しています。音声は最初ミュート状態ですが、誤ってタップすれば突然大音量が流れてしまうリスクもあり、公共の場では非常に困る事態です。
さらに動画の連続再生はモバイルデータ通信量を圧迫し、バッテリーの消耗も早めます。必要としていないコンテンツに貴重なデータ容量を使われるのは大きな損失です。
加えて、通常の投稿に混ざって表示される広告投稿も煩わしさを増幅させています。「AD」や「Sponsored」と表示される広告が頻繁に差し込まれ、友だちの投稿を見たいだけなのに関係のない宣伝を見せられる状況に、多くの利用者がストレスを感じています。
一度目にした広告が繰り返し表示されたり、まったく興味のないジャンルの投稿がおすすめに何度も登場したりする仕組みも、利用者の不満を高める要因となっているのです。
プライバシーへの不安とSNS的要素への戸惑い
LINE VOOMでは「フォロー」「フォロワー」といったSNS特有の機能が導入されており、これが従来のLINE利用者に大きな戸惑いを与えています。初期設定では友だち以外からのフォロー許可がオンになっているため、公開範囲次第では見知らぬ第三者に投稿を見られ、フォローされる可能性があるのです。
LINEを主にリアルな知人との連絡手段として使ってきた方にとって、突然知らない人に自分の投稿を閲覧されたり、フォロワーになられたりするのは大きな不安要素です。特に若年層を中心に「知らない人からのフォローが不快」という声が多く聞かれます。
また初期設定では、自分が誰をフォローしているか、誰にフォローされているかといったフォロー情報がほかのユーザーから閲覧可能な状態です。これにより自分の興味関心や交友関係が意図せず他人に知られてしまうリスクがあります。
プライバシー意識の高い方にとって、フォローリストを他人にのぞかれる状況は決して快いものではありません。さらに「特定のユーザーをブロックや非表示にした際、相手に通知されるのではないか」という不安を抱える方も少なくありません。
SNS機能に不慣れな利用者にとっては、ブロックや非表示の操作が相手にどう影響するか分かりづらく、「本当に安全なのか判断できない」という戸惑いにつながっているのです。
LINE VOOMは完全削除できない現実
多くの利用者が「VOOM自体が不要なので完全に消してしまいたい」と考えていますが、現状ではVOOMタブそのものを非表示や削除することはできません。LINEの設定メニューを隅々まで探しても、「VOOMを非表示にする」といった項目は用意されていないのです。
機能自体をオフにする手段も提供されていないため、まったく興味がない方でも、アプリ画面下部のVOOMタブは常に表示され続けます。この「不要でも消せない」という状況自体に強い不満を抱く利用者は多く、インターネット上では「LINE VOOM 消したい」「ライン ブーム いらない」といった検索が頻繁に行われています。
VOOMが強制的に組み込まれている設計は、利用者の選択の自由を奪っていると感じさせる側面があります。完全に削除できない以上、次章から紹介する各種設定を活用して、VOOMの存在を可能な限り意識しなくて済む環境をつくり上げることが現実的な対処法となります。
LINE VOOMを非表示にするための基本設定4つ
VOOMを完全に消すことはできませんが、以下に紹介する4つの基本設定を行うことで、実質的に「使っていない状態」に近づけることが可能です。
これらは見知らぬ人との関わりを遮断し、不要な通知や動画再生を防ぐための核となる設定です。すべて数分で完了しますので、VOOMに煩わされている方はぜひ順番に実施してください。
フォロー許可をオフにして知らないユーザーを拒否
最初に行うべきは、見知らぬユーザーから勝手にフォローされないようにする設定です。初期状態では「友だち以外からのフォローを許可」がオンになっており、投稿を全体公開していると第三者でもあなたをフォローできてしまいます。
この設定をオフに切り替えることで、友だち以外のユーザーからフォローされる心配がなくなり、プライバシー保護の第一歩となります。
設定手順
- 1.LINEアプリのホーム画面右上にある歯車アイコン(設定)をタップ
- 2.設定メニューから「LINE VOOM」を選択
- 3.「フォロー設定」をタップ
- 4.「フォローを許可」の項目をオフ(緑色から灰色)に切り替える

この設定をオフにしておけば、不特定多数から勝手にフォローされるリスクを完全に排除できます。フォロー許可がオンのままだと、あなたの友だちやフォロワーの中にフォロー情報を公開している人がいる場合、その人のフォロー一覧から第三者があなたのアカウントを発見してフォローする可能性があります。
見知らぬ人との接点を一切持ちたくない方は、迷わずこの設定をオフにすることを強く推奨します。
フォロー情報を非公開にしてプライバシーを守る
次に設定すべきは、自分のフォロー・フォロワー情報を他人から見えないようにすることです。初期設定では、あなたのプロフィールから「フォロー中○人、フォロワー○人」といった情報を誰でも閲覧できる状態になっています。
この情報を非公開にすることで、自分の興味関心や交友関係が第三者に知られるのを防げます。
設定手順
- 1.LINEの設定(歯車)メニューを開き、「LINE VOOM」を選択
- 2.「フォロー設定」をタップ
- 3.「フォロー情報を公開」のトグルスイッチをオフに切り替える
この設定をオフにすると、あなたのプロフィール上でフォロー数・フォロワー数が非表示になり、ほかのユーザーからはフォローリスト自体が見えなくなります。誰をフォローしているか、誰にフォローされているかを詮索される心配がなくなるため、安心してLINEを利用できます。

ただし注意点として、フォロー情報を非公開にしただけでは、前述の「フォロー許可」がオンのままだと公開範囲次第で第三者にフォローされる可能性が残ります。真に見知らぬ人との関わりを避けたいなら、フォロー情報の非公開とフォロー許可オフの両方をセットで設定しておくことが重要です。
VOOM通知をすべてオフにする
LINE VOOMに関する通知も、機能を使わない方にとっては邪魔でしかありません。初期設定では、投稿に「いいね」やコメントがあった際や、新しいフォロワーがついた際などにVOOMから通知が届くようになっています。
VOOMを積極的に利用しないのであれば、これらの通知をすべてオフにして、本来必要な通知だけが届く環境を整えましょう。
設定手順
- 1.LINEの設定(歯車)メニューを開き、「LINE VOOM」を選択
- 2.「LINE VOOM通知」をタップ
- 3.表示される通知項目(「いいね」「コメント」「新しいフォロワー」など)を必要に応じてオフに設定
すべて不要な場合は個別に各項目をオフにするか、まとめて通知を無効化できる場合はその設定を選択してください。

この設定により、VOOM関連のあらゆる通知を受け取らなくなります。自分の投稿に「いいね」がついても、新しくフォローされても、通知バナーは一切表示されません。
特に「新しいフォロワー」の通知は必ずオフにすることをおすすめします。この通知がオンのままだと、見知らぬユーザーにフォローされるたびに通知が届いて非常に煩わしいためです。
なお、VOOM通知の設定は複数の場所からアクセス可能です。上記の方法のほか、VOOMタブ内の人型アイコンから設定に入る方法や、通知設定内にある「LINE VOOM通知」からまとめて変更する方法もあります。どの方法で操作しても結果は同じですので、使いやすい経路で設定してください。
動画の自動再生を止めて通信量を節約
VOOMタブを開いた際に勝手に始まる動画の自動再生を停止する設定も効果的です。興味のない動画が自動で流れるのはストレスになるだけでなく、モバイルデータ通信量の無駄遣いや端末のバッテリー消費にもつながります。
動画が勝手に再生されることで視界が奪われ、LINEを開いた瞬間に不快感を覚える原因にもなるため、自動再生機能はオフにしておきましょう。
設定手順
- 1.LINEの設定(歯車)メニューを開き、「写真と動画」をタップ
- 2.「動画の自動再生」を選択
- 3.自動再生の設定を「自動再生しない」に変更
Wi-Fi接続時のみ自動再生を許可したい場合は、「Wi-Fiのみ」を選択することも可能です。この場合、モバイル通信時は再生されず、Wi-Fi接続時のみ自動再生されます。

この設定により、VOOMタブを開いても動画が勝手に再生されなくなります。不意に動画が流れて驚くことも減り、通信量の節約にも効果的です。
特にモバイルデータ通信環境でLINEを使うことが多い方は、「自動再生しない」に設定しておくことで余計なデータ消費を大幅に抑えられます。
ただし注意点として、この設定は「フォロー中」フィード内の動画には有効ですが、「おすすめ」フィードに最初に表示される動画は設定に関わらず自動再生される仕様になっています。また自動再生をオフにすると、VOOMだけでなく通常のトーク内で受信した動画も自動再生されなくなる点も覚えておいてください(動画をタップすれば手動で再生可能です)。
より快適に使うための応用設定3つ
基本設定でVOOMの煩わしさを大幅に減らしたら、さらに快適さを追求するための応用的な設定も実施しましょう。
ここでは不要な投稿や広告を個別に処理する方法や、自分の投稿が意図せず他人に見られるのを防ぐ設定について解説します。これらを活用すれば、VOOMの存在をほぼ意識せずにLINEを利用できる環境が完成します。
不要な投稿を個別に非表示にする方法
VOOMのタイムラインに流れてくる不要な投稿は、個別に非表示設定することができます。特定のユーザーや興味のないジャンルの投稿がしつこく表示される場合、それらを非表示にすることでストレスを大きく軽減できます。
VOOMのタイムラインは「おすすめ」と「フォロー中」の2種類があり、それぞれ非表示の手順が異なりますので、両方の方法を紹介します。
おすすめ投稿を非表示にする方法
「おすすめ」欄に表示される、自分がフォローしていないユーザーの投稿を非表示にする手順です。
- 1.非表示にしたい投稿の右下にある「・・・」(三点ボタン)をタップ
- 2.表示されたメニューから「興味なし」または「このアカウントのコンテンツを非表示」を選択
- 3.確認ダイアログで「非表示」をタップ
「興味なし」を選ぶと同種のおすすめ投稿が表示されにくくなる可能性があり、「このアカウントのコンテンツを非表示」を選ぶとその投稿者のものは今後表示されなくなります。
フォロー中の投稿を非表示にする方法
「フォロー中」欄に表示される、フォローしているユーザーや友だちの投稿を非表示にする手順です。
- 1.非表示にしたい投稿の右上にある「・・・」(三点ボタン)をタップ
- 2.メニューから「この投稿を非表示」または「〇〇〇の投稿をすべて非表示」を選択
- 3.確認画面で「OK」をタップ
「この投稿を非表示」を選ぶとその投稿1件だけが消え、「〇〇〇の投稿をすべて非表示」を選ぶとその友だち・フォロー中ユーザーの投稿を今後一切表示しなくなります。
特定の友だちの投稿をすべて非表示にしても、相手にその事実が通知されることはありませんので安心してください。もし後から「やっぱり表示したい」と思った場合は、設定画面の「LINE VOOM」から「非表示リスト」を開き、該当する項目を選んで非表示を解除すれば元に戻せます。
非表示設定は自分の画面上で見えなくするだけの機能ですので、気軽に活用して問題ありません。
VOOMに表示される広告を消す手順
LINE VOOM上の広告投稿(Sponsored投稿)を完全に消し去る設定は残念ながら存在しませんが、個別の広告投稿を非表示にすることは可能です。
興味のない広告や不快に感じる宣伝が流れてきたら、その都度非表示にして煩わしさを軽減しましょう。
広告を非表示にする手順
- 1.広告投稿の右上に表示されている「・・・」(三点ボタン)をタップ
- 2.メニューから「この広告を非表示」を選択
- 3.即座にその広告がタイムライン上から消える
この操作は「おすすめ」欄に出てきた広告でも「フォロー中」欄に出てきた広告でも同様に行えます。表示された広告ごとに手動で非表示にする必要がありますが、興味のない宣伝を見続けるストレスはかなり減ります。
ただし注意点として、一度非表示にした特定企業の広告であっても、別の商品や別フォーマットで新しい広告が出てくる可能性があります。その際は改めて非表示操作を行う必要がありますが、「広告が目についたらすぐ消す」という習慣にしてしまえば、VOOM上の広告表示を最小限に抑えることができます。
広告を完全にブロックすることはできませんが、地道に非表示設定を繰り返すことで、自分のタイムラインから広告を大幅に減らせる点は覚えておきましょう。
自分の投稿を非公開にして情報漏えいを防ぐ
最後に紹介するのは、自分のLINE VOOM投稿の公開範囲を見直す方法です。初期設定では「全体に公開」、つまり自分の友だち以外のユーザーにも投稿が公開される状態になっています。
公開範囲を意識せず投稿すると、内容によっては見知らぬ他人にも閲覧され、個人情報が漏れてしまうリスクがあります。VOOMに投稿する場合でも公開範囲を制限することで安全性を高めましょう。
公開範囲の3つの選択肢
LINE VOOMでは投稿ごとに以下の3つの公開範囲が選択できます。
- 全体に公開(デフォルト)…LINE VOOM利用者全員に公開され、友だち以外にも表示される
- 公開リストにのみ公開…自分が指定した一部の友だちにだけ投稿を公開できる
- 自分にのみ公開…自分以外には一切見えない状態で、日記的に使える
初期状態では「全体に公開」になっているため、プライベートな内容や見知らぬ人に見せたくない内容を投稿する際には必ず公開範囲を変更することが重要です。
公開範囲の変更手順
- 1.LINE VOOMタブで「+」ボタンをタップし、投稿作成画面を開く
- 2.画面上部に表示されている現在の公開範囲(例:「全体に公開」)の部分をタップ
- 3.公開範囲の選択メニューから「公開リスト」もしくは「自分のみ」を選択
- 4.必要に応じて、公開・非公開に含める個別のアカウントを調整
- 5.設定したら投稿を完了

この設定により、たとえVOOMに投稿をしても不特定多数に見られることはなくなります。デフォルトの「全体公開」のままでは、投稿が他人に拾われてフォローされるきっかけになったり、思わぬところから個人情報が広まってしまったりする可能性があります。
基本設定で紹介した「フォロー許可オフ」と併せて、自分の投稿は友だちまで、あるいは非公開にしておくのがもっとも安全な運用方法です。
特にお子さんがLINEを利用している家庭では、投稿時の公開範囲をあらかじめ「自分のみ」や「友だちまで」に基本設定しておくことで、万一子どもが勝手に投稿してしまっても見知らぬ他人に情報が漏れる事態を防げます。不明なアカウントからフォローされないようにする設定と併せて、安全なSNS運用を心がけましょう。
LINE VOOMを非表示にして快適なLINEライフを
LINE VOOMそのものを完全に消すことはできませんが、本記事で紹介した7つの設定を実施することで、VOOMを実質的に無効化した状態に近づけることができます。フォロー設定や公開範囲、通知設定などを見直すだけで、自分にとって不要なVOOM機能を徹底的に遠ざけることが可能です。
流れてくる投稿の非表示設定や通知オフ、動画自動再生の停止など、さまざまな対策を組み合わせれば、自分に合った快適なLINE環境を実現できます。「LINE VOOMが邪魔」「いらない」と感じてストレスを抱えていた方も、ぜひ今回紹介した設定を試してみてください。
煩わしいおすすめ投稿や広告が表示されず、知らない人にフォローされる心配もなくなれば、LINE本来のコミュニケーション機能に集中できるはずです。不要な機能に悩まされることなく、快適なLINEライフを送りましょう。
▼株式会社エフ・コードでは、「hachidori」を提供しています。
hachidoriは、配信設定やタグ設計はもちろん、施策の提案・改善まで専任担当がサポートする
“成果直結型のLINEマーケティング支援ツール”です。
まずは機能や活用事例についてまとめた、サービス資料をダウンロードしてみてください。



