クリニック経営者の皆様、患者とのコミュニケーション効率化や運営コスト削減にお悩みではありませんか?
クリニック運営におけるさまざまな課題を解決するツールとして、近年注目を集めているのが、LINE公式アカウントです。
今回は、クリニック運営におけるLINE公式アカウントの活用メリットや具体的な機能、さらには成功事例まで詳しく紹介します。業務効率化をしたいと考えつつも、検討だけで終わってしまう事業者の方はぜひ参考にしてください。

クリニック運営にLINE公式アカウントを取り入れるべき理由
LINE公式アカウントは、クリニック運営の効率化に役立つツールです。
ここでは、LINE公式アカウントがクリニックに必要な理由を3つ紹介します。
- 一度にまとめてメッセージや広告を配信できるから
- 患者との細やかなコミュニケーションを実現できるから
- 公式ホームページや予約画面への遷移がLINE内でできるから
それぞれ詳しく見ていきましょう。
一度にまとめてメッセージや広告を配信できるから
日本におけるLINEの月間利用者数は、約9,900万人(2025年6月時点)を超えています。これは日本の人口の約8割が利用している計算になり、ほかのSNSと比較しても圧倒的な数字です。
性別で見ると、やや女性の方が多いですが、年齢は10代〜60歳以上までと幅広い年代の人が日常的に使っているため、メッセージを配信した際にも高い開封率が期待できます。

参照元:https://lymcampus.jp/line-ads/courses/user/lessons/oada-1-2-2
クリニックの運営であれば、時期やタイミングによっては下記のような情報発信や営業が求められるのではないでしょうか?
- 診療時間のお知らせ
- 休診の連絡
- キャンペーン情報
- 健康に関するコラム
- インフルエンザ予防接種のお知らせ
患者に届けたい情報をLINEで一斉配信することで、メルマガやチラシで連絡するよりも確実にかつスムーズな情報伝達が可能です。
患者とのコミュニケーションコストを削減することは、業務効率化につながります。
患者との細やかなコミュニケーションを実現できるから
LINEは、連絡ツールとして活用できることから、患者とクリニックの双方向のコミュニケーションを実現します。患者さんの疑問や不安を解消することで、患者満足度向上に繋がるでしょう。
たとえばLINE公式アカウントを活用すれば、診療時間外でも患者はLINEで気軽に質問できます。
時間外の対応は直接メッセージや自動応答メッセージを活用することができるため、患者の不安を軽減し、来院率向上に繋げられるでしょう。
公式ホームページや予約画面への遷移がLINE内でできるから
LINE公式アカウントでは、配信するメッセージやアカウントの画面に自社の公式ホームページや予約画面を設置することができます。
予約画面や公式ホームページがバラバラのクリニックであれば、患者に該当のページを表示するまでに時間がかかって離脱されたという経験があるのではないでしょうか?
LINE公式アカウント上にすべての予約や情報を確認できるリンクを集めておけば、患者がスムーズに予約や問い合わせを行うことができるため、来院率向上に繋がります。
他にもLINE上で予約ボタンを設置し、患者が簡単に予約できるようにする方法も、予約の取りこぼしを防ぐことができます。
このように、LINE公式アカウントを活用すれば、患者体験を向上させ、顧客満足度を高めることができるでしょう。
クリニックの運営に役立つLINE公式アカウントの機能3選
実際にLINE公式アカウントを作成したけれど、どのように活用すればいいか分からない、と悩む方もいるかもしれません。
ここではクリニック運営に役立つLINE公式アカウントの3つの機能を紹介します。
- 一斉送信メッセージ
- 自動応答メッセージ
- リッチメニュー
それぞれ詳しく見ていきましょう。
一斉送信メッセージ
一斉送信メッセージとは、友だち登録されている全て、または特定のセグメントの患者に対して一斉にメッセージを送信できる機能です。
一斉送信メッセージのメリットは、患者への情報共有や集客が一瞬でできる点です。季節のお知らせや診察時間の変更など、全体に共有したい情報は一斉送信を活用するとよいでしょう。

ただ、LINE公式アカウントでは、契約するプランによって月に送付できるメッセージ数に上限がある点に注意が必要です。
| コミュニケーションプラン | ライトプラン | スタンダードプラン | |
|---|---|---|---|
| 月額料金 | 0円 | 5,000円 | 15,000円 |
| 無料メッセージ通数 | 200通/月 | 5,000通/月 | 30,000通/月 |
| 追加メッセージ | 不可 | 不可 | ~3円/通 |
引用:[LINEヤフー for business]
無料メッセージとは別に上限なく送付できるメッセージは以下のとおりです。
- LINEチャットの送受信
- 応答メッセージ
- あいさつメッセージ
- Messaging APIの「Reply API」
友だち登録者の数や送付するメッセージの数を把握しつつ、プランを選ぶのがおすすめです。
自動応答メッセージ
自動応答メッセージとは、患者からの問い合わせに対して、自動的に設定した返答を送信する機能です。
自動応答メッセージを活用することで、顧客の問い合わせに24時間対応が可能になり、患者の利便性向上とクリニックの業務効率化につながります。
自動応答メッセージとして設定しておくとよい回答は以下のとおりです。
- 診療時間の案内
- クリニックのアクセス
- 予約方法の手順
- 支払い方法


自動応答メッセージは、運用する中で増やしていくことも可能です。自動で回答できる仕組みを活用して、従業員の説明作業の手間を省きましょう。
リッチメニュー
リッチメニューとは、LINE公式アカウントのトーク画面下部に表示されるカスタマイズ可能なメニュー機能のことです。
引用:[LINEヤフー for business]
リッチメニューは大小12のテンプレートが用意されており、自社に必要な項目を設定できます。
基本的に入れておくべき項目は以下のとおりです。
- 予約ボタン
- 診療案内
- アクセス情報

アイコンや写真を活用することで、直感的な操作で必要な情報にアクセスできるため、患者の利便性が大幅に向上するでしょう。
▼下記のお役立ち資料では、LINE公式アカウントの機能の一つである「リッチメニュー」について、基本設定や応用機能から、具体的な活用事例までをわかりやすく紹介します。日々の運用で継続的に成果を上げるための実践的なヒントとして、ぜひご活用ください。

クリニックとLINE公式アカウントの組み合わせ事例3選
LINE公式アカウントを使って、実際に成果を出している企業の事例を見ていきましょう。
ここでは以下の3つの結果が出た事例をまとめました。
- LINE公式アカウントの導入で年間約40万円の経費を削減
- 友だち追加広告×ステップ配信で予約数120%
- ユーザーに役立つ機能の実装でLTV約20%増
それぞれ詳しく見ていきましょう。
LINE公式アカウントの導入で年間約40万円の経費を削減
一般社団法人山口総合健診センターでは、少ない従業員で運営を効率化するためにLINE公式アカウントを活用しています。
従来であれば、各種健診の案内をDMで対応していたところ、LINE公式アカウントのメッセージ配信に切り替えました。その結果、メッセージ配信業務が効率化され、年間およそ40万円の経費を削減したそうです。
他にも、予約管理にLINEチャットを活用することで電話対応の手間をなくし、効率的な業務を実現しています。少ない従業員でクリニックを運営する場合の成功事例といえるでしょう。
参照元:https://www.lycbiz.com/jp/case-study/line-official-account/y-kenshin/
友だち追加広告×ステップ配信で予約数120%
株式会社IDEAでは、Webサイトやランディングページ、SNSにもLINE公式アカウントの友だち追加URLを設置することで効率的に友だち数を増やしました。
友だちを増やす目的として活用したLINE公式アカウントですが、リッチメニューや自動応答メッセージを活用して診療時間外の予約確認をスムーズに行うことにも成功しています。
結果として、LINEからの予約率や来院率が上がり、導入前と比較しても予約件数が120%増加したそうです。
参照元:https://www.lycbiz.com/jp/case-study/line-official-account/acne-clinic/
ユーザーに役立つ機能の実装でLTV約20%増
オンライン診療を実施するクリニックに対して、株式会社エフ・コードが運用サポートを行なった成功事例です。
このクリニックの課題は大きく分けて以下の2点です。
- CVRの向上(顧客ごとの訴求)
- LTVの改善(エンゲージメント強化)
顧客ごとの訴求の強化や利用における満足度を高めるために、以下の施策を行いました。
| 施策 | 概要 |
|---|---|
| マイページとのID連携 | ID連携ステータスによって、 ・LINE上のユーザーにフラグ付け ・リッチメニューの自動切り替え ID連携済みユーザーに対して、 ・薬の配送通知 ・薬の服用時間通知 |
| 問い合わせの自動化 | リッチメニューに「よくある質問」を設置 ・基本的な質問回答は自動応答メッセージで対応 |
自動応答メッセージで患者の細かな質問に対応できるようになっただけでなく、忘れがちな薬の服用タイミングを通知できるようになり、顧客満足度が上昇しました。
LINE公式アカウントは、クリニック運営の効率化だけでなく患者満足度向上を実現するツールのひとつです。
今回は、LINE公式アカウントを活用したクリニック運営に関して、利用をおすすめする理由や活用すべき機能、成功事例を解説しました。
この機会に、予約管理の効率化や健康情報の定期的な配信、患者の個別対応の自動化など、今までスタッフがひとつひとつ対応していた業務を、LINE公式アカウントに任せてみませんか?
▼株式会社エフ・コードでは、「hachidori」を提供しています。
hachidoriは、配信設定やタグ設計はもちろん、施策の提案・改善まで専任担当がサポートする
“成果直結型のLINEマーケティング支援ツール”です。
まずは機能や活用事例についてまとめた、サービス資料をダウンロードしてみてください。



