LINE予約システムとは?無料/料金が安いおすすめや作り方などを紹介

LINE予約システムとは、LINE公式アカウントに連携して、予約を取れるシステムのこと。

来店時や電話で予約を承っている店舗もあるかもしれませんが、LINEの予約システムを活用すると、手間をかけることなく、スムーズに予約をとってもらうことができます。

そこで今回は、無料または料金が安いLINE予約システムや、自作の作り方などについて紹介します。

LINE予約システムに興味がある方にとって知りたい情報をまとめているため、ぜひ参考にしてください。

目次

LINE予約システムとは

LINE予約システムとは、LINE公式アカウントに連携して、予約を取ったりチャット連絡ができたりするシステムのこと。

幅広い年齢の方が利用しているLINEを使った予約システムですので、多くの方にとって利便性が高いツールです。

美容院や歯科医院、クリニックなど、さまざまな業界業種に対応可能。多くの店舗が、LINE予約システムを活用しています。

ただし、LINE予約システムを利用するうえで、LINE公式アカウントの適切な運用は必須。

▼下記の資料では、LINE公式アカウント運用のコツをわかりやすく解説しています。

  • LINE公式アカウントのブロックとは
  • LINE公式アカウントがブロックされる理由
  • ブロックされないための運用方法
  • LINE公式アカウントをブロックされないために

LINE公式アカウントを運用する際は、登録ユーザーからのブロックを極力減らすことが重要です。

本資料では、LINE公式アカウントがブロックされてしまう理由や、ブロックされない方法、運用の仕方を詳しく解説しています。ぜひ無料でダウンロードしていただき、貴社のLINE公式アカウントの運用にお役立てください。

LINE予約システムを導入するメリット

LINE予約システムを導入する最大のメリットは、店舗スタッフの負担の軽減です。

予約を取るだけではなく、変更やキャンセルなどの対応もしなければいけません。さらに、電話の場合、聞き取り間違いというミスが発生することもあるでしょう。

また、LINE予約システムには、下記のような機能も備わっています。

顧客管理顧客情報の管理ができ、データ分析もおこなえる
店舗スタッフ管理店舗スタッフのシフト管理ができる
メッセージ/チャット予約完了やリマインド、クーポン/キャンペーンなどのPR配信をする
決済クレジットカードやQRコード決済などに対応。決済は、注文と同時におこなうこともできるため、キャンセル防止にもなる
外部システムとの連携Webアプリやネイティブアプリ(iOS、Android)との連携を促すことができる。自社の顧客情報とLINEアカウントの紐付けができる

さらに、LINE予約システムは、集客や顧客満足度の向上にもつなげられます。

ユーザーは、24時間いつでも予約ができ、クーポンの使い忘れも防げるでしょう。

しばらく来店していないお客様に対しても定期的に接触が可能です。また、お客様からの反応も分析できるため、マーケティングに有効活用できます。

【無料/料金が安い】LINE予約システム10選

続いて、無料または料金が安い、LINE予約システムを10個だけ選んで紹介します。

Repitte月額料金が、個人利用の場合は2,000円、店舗利用の場合は8,000円と格安
tol予約管理機能や、予約のリマインド、顧客管理、事前決済などの基本的な機能は無料で利用可能
STORES予約複数店舗のアカウントをまとめて管理できる
formrun顧客情報を扱うのに必須の高いセキュリティが備わっている
Lime美容系サロンに特化したLINE予約システム
Air Wait気軽に相談できるサポート体制が整っている
MOSH実際に売上が発生したら手数料がかかる仕組み
AutoReserve for Restaurants 予約台帳飲食店の予約や顧客管理に特化した予約システム
予約onライン1店舗あたり月額3,000円で利用できて格安
KaruteKun画像の送受信もおこなえる予約システム

それぞれの特徴について解説します。

Repitte

Repitte(リピッテ)は、予約を自動で受付して、データを管理し、顧客を囲い込んでリピーター化させるLINE予約システムです。

店舗オーナーだけでなく、美容師やネイリスト、アイデザイナーなどの施術スタッフやフリーランスの方にも好評なのが特徴的です。

月額料金は、個人利用の場合は2,000円、店舗利用の場合は8,000円と格安です。

tol

tol(トル)は、個人事業主向けの予約システムアプリです。LINEと連携させることで、LINE公式アカウントから予約ができるようになります。

予約件数の制限がなく、今後事業を拡大していく予定の方にもおすすめ。

一部有料となっていますが、予約管理機能や、予約のリマインド、顧客管理、事前決済などの基本的な機能は無料で利用できます。

STORES予約

STORES予約は、事前決済やスタッフの指名予約などの豊富な機能が搭載された予約システムです。LINEだけではなく、Instagramにも連携可能。

テンプレートを選択するだけで予約受付ページの作成ができるため、IT関連の作業が苦手な方にもおすすめ。累計導入社数は15万社以上と、信頼感もあります。

複数の店舗があった場合、各店舗のアカウントをまとめて管理することができるため、店舗ごとの比較も簡単にできます。

まずは、フリープランで使い心地を確かめるとよいでしょう。

formrun

formrun(フォームラン)は、高品質なフォームを作成し、そのままWebサイトで使えるデータに変換できるシステム。メール返信や顧客管理、外部ツール連携などができます。

外部ツールは、LINEはもちろんのこと、ChatworkやSlackなど、種類が豊富。社内ですでに使っているコミュニケーションツールがあれば、うまく連携できるかもしれません。

顧客情報を扱うのに必須の高いセキュリティも備わっています。

Lime

LIme(ライム)は、ヘアサロンやまつエクサロン、ネイルサロンなど、美容系サロンに特化した、LINE予約システムです。

美容師や理容師などのためのカルテ管理や予約管理がしっかり整っているのが強みです。

LINE連携だけではなく、ホットペッパー連携やInstagram連携などもでき、まさに美容系サロンのための予約システムだと言えるでしょう。

無料プランもあるため、気軽に利用開始してみてはいかがでしょうか。

Air Wait

Air Wait(エア ウェイト)は、気軽に相談できるサポート体制が整っている予約システムです。

予約システムにはさまざまな機能がありますが、きちんと使いこなせるか不安な方におすすめです。

Air Waitなら、メールや電話にて問い合わせが可能で、導入方法や操作方法をまとめた資料も用意されています。

ほかのシステムと比較したい方は、無料プランから始めてみましょう。

MOSH

MOSH(モッシュ)は、クリエイターが自分の趣味などをサービスとして提供できる予約システムです。システム内で自分だけのオリジナルページを作成し、サービスを展開できます。

実際に売上が発生したら手数料がかかる仕組みになっているため、売上が出るまでは初期費用も月額もかからず、安心して利用できます。

2023年4月時点で累計利用者数は3万人以上いて、使いやすいと好評です。

AutoReserve for Restaurants 予約台帳

AutoReserve for Restaurants 予約台帳は、飲食店の予約や顧客管理に特化した予約システムです。

自動で予約ページが作成されるため、予約管理と集客をすぐに実現できます。システム構築に不安がある方にもおすすめ。

予約をタイムラインで一元管理し、いつどの席が埋まっているか、簡単に確認できます。さらに、カレンダー機能で日程変更もスムーズです。

飲食店を経営している方は、一度は導入を検討してみてほしい、便利な予約システムです。

予約onライン

予約onラインは、1店舗あたり月額3,000円で利用できる予約管理システム。

シンプルながらも、LINE上での予約、メッセージの一斉送信、ポイントカード(ショップカード)、クーポン配布など、必須の機能を搭載しているため、複雑な機能を求めない方におすすめ。顧客の囲い込みにも利用可能です。

登録したスタッフの時間を、コースの所要時間で埋めていくタイプのため、設定次第でさまざまな業界業種に対応できるでしょう。

KaruteKun

KaruteKun(カルテくん)は、LINEに連動することで予約受付から顧客管理までおこなえる電子カルテアプリです。

紙のカルテから電子カルテへの移行を考えている方にとてもおすすめで、再来店促進メッセージ送信や顧客管理、画像送受信などの機能がそろっています。

画像の送受信をおこなえる予約システムは意外に少ないもの。たとえば、ヘアサロンなら事前にお客様が希望する髪型の写真をもらったり、完成イメージをお客様に送って承諾を得たりすることもできるでしょう。

LINE予約システムの自作の作り方

続いて、LINE予約システムの自作の作り方について解説します。

必要な準備

LINE予約システムを自作するためには、LINE公式アカウントと基本的なプログラミングの知識が必要です。

HTMLやCSS、JavaScriptなどの基礎的な言語に加えて、バックエンドの言語(PythonやPHP、Ruby)やフレームワーク(DjangoやRuby on Rails)などを理解しておくのが理想です。

手順

予約システムを自作する手順は以下の通りです。

  1. LINE公式アカウントの作成と設定
  2. 予約フォームの作成
  3. 予約の確認や変更、キャンセルなどを通知する機能の実装
  4. 予約管理のためのデータベースの構築
  5. ユーザーインターフェースの改善

必要なリソースや人材の確保を考慮しつつ、計画をしっかりと立てて進めていきましょう。

LINE予約システムのまとめ

LINE予約システムは、店舗にとってだけではなく、お客様にとっても便利なシステムです。

24時間いつでも予約できるようになるため、LINE予約システムを導入することで、売上がアップするかもしれません。

LINE予約システムは、月額数千円だったり無料プランが用意されていたりするため、費用対効果は大きいと言えるでしょう。

いまや、LINEを活用したマーケティングは必要不可欠です。

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  • LINEを活用した自動チャット型接客の実現したい
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上記のような課題がある方は、ぜひ参考資料としてご活用ください。

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