BOI認可取得のご報告とタイ(バンコク)の市場動向について

タイ進出に向けて

こんにちは、 今回の記事は、国内の事業部でウェブマーケティングチームに所属し、海外展開に向けてバンコクで営業担当をしている平井がお届けします。

エフ・コードでは、ASEAN進出への第一歩として、タイ政府の投資認可「BOI認可」を取得しました

リリース情報についてはこちらをご確認ください。

今回は、「BOI認可」取得のご報告と併せて、「タイの市場動向」「BOI認可とは何か」と「BOI認可取得までの道のり」をご紹介します。

タイの市場動向

まず、エフ・コードのASEAN進出の第一歩として「タイ」を選んだ理由について。

実は、タイのインターネット広告市場は、毎年130%超の高い成長率で急拡大。今やASEANではシンガポールに次ぐマーケットになっているのです。

2025年には世界のネット広告市場の過半がアジアで占められるといわれる中、ASEAN全域への足掛かりともなるタイ市場は、多くのネット企業にとって魅力的な市場なのです。

「BOI認可」とは何か

タイにとって有益と認められた企業に対し、タイ政府が発行する投資認可、それが「BOI認可」です。

BOIに選ばれると、数年間の免税が受けられるという大きなメリットがある他、次のような特典があります。

  • 現地人雇用義務免除:通常外国人1人に対しタイ人4名雇用しなければならないが、免除される。
  • 出資比率規制免除:通常外国人の出資比率は50%以下に制限されるが、免除される。
  • 就労ビザ手続きの簡素化:BOI企業に就労するだけで就労ビザが簡易に取得できる。

しかし、BOI認可取得には、事業計画書の一次審査だけでなく、二次審査の政府面接をパスしなければならない等、長い道のり が待ち受けているのです。
 
例えば、事業計画書には、向こう3年間の売上・費用見込みだけではなく、現地採用計画、採用者教育計画など、事業を行う上で必要なことを細かく記入しなければなりません。進出計画を細部まで詰め、実現性のある計画と認められる必要があります。

また、政府面接では、経営者の事業に対する意気込み、タイ国の産業にとってなぜ有益といえるのかを英語で説明しなければなりません。時には購入予定のパソコンのメーカーを尋ねられる等、細部まで計画が具体化している必要があります

今回エフ・コードは、弊社UI改善ツール「f-tra EFO」および「f-tra CTA」の開発及び販売がタイ国の発展に寄与するものとして、BOI認可を得ることができました。

BOI取得までの道のり「バンコク珍道中」

エフ・コードでは、8月からバンコク入りし、何度も現地出張を繰り返しながら市場調査を進めBOI認可取得の準備を進めてきました。

外国市場を前提とした事業計画書や英語での政府面接に苦しみつつも、何とか4か月弱を費やしBOI認可の取得に成功。苦しい道のりではありましたが、いくつか写真と共に紹介いたします。

灼熱のバンコク。暑い気候が立っているだけでも辛くなる

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食べ物がとても美味しいタイ。特にフルーツは絶品。折れそうになる心はマンゴーで回復

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緊張の政府面談直後。安心と緊張が入り混じった顔ですね!

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出張での気づき

タフな出張の日々で、気づきも多かったのでご紹介いたします。

1. ウェブマーケットの本質は、国境に左右されない

フィジビリも兼ね、現地の広告会社様、制作会社様等へのヒアリングを重ねるにつれ、確信を深めたことが、ウェブマーケティングに国境はない、ということ。

ウェブを用い有効なユーザーにリーチすること、そして集めたトラフィックを成果へと導くこと。その本質は国を変えても変わらず、日本で培われたノウハウもすぐに応用できると強く感じます

2. 成長するアジア市場と、相対的にプレゼンスの低下する日本

出張の度に街並みを変えるバンコクは、国全体がまさに成長期。多くのビルが建設され、道路は拡張、新路線も続々開業する等、どれも日本では味わえない活気に満ちています。

また、名だたる世界的大企業の支店も続々とバンコクにオフィスを出しており、アジアオフィスが東京からシンガポールやクアラルンプール、そしてバンコクに移ってきているという話も耳にします。

若く、未来に向けて勢いづくバンコクにいると、成熟しきった日本が存在感を薄めていると強く感じました。いずれ、東京がオフショア拠点の一つになる日が来るのかもしれません。

3. 英語は通じる、けれど心はもっと通じる!

タイ、バンコクはとても国際色豊かで、欧米系、中華系、インド系など様々な国の人で往来がにぎわいます。そのため、一般のレストランはもちろん、ビジネスシーンでもほとんど英語が通じます

しかし、もっと通じあえるのがタイの人の優しい心!たとえ英語が苦手でも、心さえまっすぐ向ければ必ず答えてくれる、そんな優しさがタイの人たちにはあります。

今後の展望

BOI取得までの道のりを通じ多くの企業様と知り合い、有り難いことに、すでに証券会社様、不動産会社様などから早速トライアルのお申し込みを頂戴することができました。また、タイ系、日系を問わずパートナー企業様にも恵まれ、順調に海外事業がスタートしております

今後はBOI認可を生かし、現地法人の設立等、現地進出を本格化させていく予定です。こちらのブログでも随時現地の模様をお伝えしていきますので、ご期待ください。

以上、現地、バンコクから平井がお届けしました!

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ヒライ

Written By ヒライ

マーケティング部の平井です。 現在は、海外展開に向けてバンコクで営業担当をしています。

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